Smoky life in Rochester

Rochester大学にポスドク留学中の日記。膠原病専門。

うーむ

オランダが敗退してしまいました。残念。

ところで、"Dutch"にまつわる英語のフレーズって意外と多いですよね。辞書で調べてみました。

 

一番有名なのは、Go dutchで割り勘する、でしょうか。

double Dutch:意味のわからない発話や文章のことを指す名詞句のようです。あと子供が遊ぶ大縄とびのなかにdouble Dutchというゲームがあるらしいです。

Dutch courageという言葉もあるようです。アルコールを飲んで得る空元気や嘘の勇気のことを言うそうです笑

Dutch door:これは上下二つに分かれていて、上の方だけ開けることができるドアのことです。French doorというのもありますよね。

Dutch auction:これは、買い手がつかなくて値段を下げていくことになったオークションのことを言うらしいです。

 

ちっこくてすばしっこいサマヴィルくんでしたが、実は174cmで私より大きいことがわかりました。ほかのオランダ人がクソデカいだけですね。

 

Ci raggiungi

今日は午前中にRochester Public Marketに自転車で行きました。3年目にして初という、今まで何やってたんだという感じなのですが、思ったより賑やかで、色々食べれるところもあり良いところでした。

Hungarian Sausageと、オリーブオイル(とリングイネ)を買ったので、それを使ってトマトパスタを作りました。トマトがじゃっかん足りませんでしたが、ピリ辛のソーセージがなかなか良い風味で美味しかったです。

 

どうなんでしょうか

それにしても、巷で語られるAIのインパクトと、自分が日常的に行っている研究の風景があまりにも異なっていて驚きます。曰く、AIとの壁打ちで研究のアイデアが無限に広がり、どんどん論文が書けてしまう、研究が捗ってしょうがない、みたいなことを言っている先生がいくつかの分野にいらっしゃいますが、私としてはどこにそんな余地があるのかまるでわかりません。分野にもよるのかなという気はします。医学生物学の場合、問題=クエスチョンそのものはたいていそこまで複雑でもユニークではなく、実験手法とそれを「ちゃんとこなすこと」が重要なので、AIにいくら壁打ちしても誰でも考えられるようなアイデアしか出てこないことが多いと思います。もちろん、たしかウイルス学かなにかの分野だったと思いますが、とあるトップ研究者が10年かかって解明した、とあるウイルスのメカニズムを、AIが一つのアイデアとして提供したというニュースは読んだことがあるので、まぁそういうこともあるだろうなとは思いますが、それだって結局、そのアイデアを評価して、それを証明する過程は基本的に泥臭いものになることは必至で、むしろその過程でさまざまなトラブルシューティングをいかにめげずにやるかみたいなことが、研究を遂行するための一番大事な点になるわけです。マウス実験の話を例にしましょう。たとえば、マウスを飼ってるヴィヴァリウムで、実は知らない間に変な感染症が発生していたらどうしましょう。あるいは、これは実際に聞いた話ですが、とあるマウスの実験でヨーロッパと日本で異なる結果が出たそうですが、なんと飼育につかっている水の硬質成分が影響していたというわけです(ヨーロッパは硬水)。こういうトラブルシューティングに、AIの出番がどれぐらいあるんでしょうか。いやあるとは思いますが。

 

Carne di Poll

オランダ優勝するんじゃないでしょうか。なんというか、選手の顔が良いです。ファンダイクも勇ましいですが、ガクポも良い奴そうだし、サマーヴィルも可愛いです。監督も前回までの人より温厚そうで、優しそうです。イングランドもかっこいいですね。ケインは渋々だし、ベリンガムは相変わらずセクシーです。個人的にはドイツのサネ、ムシアラのプレーが好きですが、オランダの初優勝に期待です。

コース料理

先日、ロチェスター大学内の免疫センターのPIと面談でした。

10月いっぱいで今いるラボを離れて、次にどうするかという段階で、いまのPIが紹介してくれた先生です。といっても、その直前にとあるプロジェクトですでに面識はあったので、まぁだいたい様子はわかっていました。しかしちょっと驚いたのが、面談に至るまでの過程です。先方の秘書さんから、6/15-19のうちから選んで。あとCVも送って。というメールが先週の木曜日に来たので、CVを添付して6/18希望と送っていました。そしたら週明けの月曜日にいきなりカレンダーにスケジュールが追加されて、6/9、つまり翌日に面談となっていました。は?と思って、PI本人にメールで確認したところ(あの、6/18希望って書いたし、そもそも候補が6/15からだったんだけど、間違ってないですか?あ、ちなみに6/9は空いてるんで大丈夫っすけど。)、「6/9に入れといたから。CV送ってね。あと、今までの研究内容まとめてきて」と返ってきて、何やねんという感じです。なんというんでしょうか、良くも悪くも、グイグイ仕事進めちゃうタイプの人っていうか。悪い気はしませんけど笑

ということで、前日に明け方近くまでスライドつくって、翌日面談でしたが、面談自体は結構建設的で良い感じでした。結構若々しく見えるんですが、実はもう還暦を過ぎていると知って驚きました。でも喋りも達者で、理知的で常に頭が働いてる印象です。いまま在籍したラボは現在のラボも含めて、PIがMD PhDっていうこともあって、良くも悪くも「この謎をやるために研究している」という明確なビジョンを掲げるよりは、臨床サンプルを使って何かできることを探そうみたいなところがありましたが、今回は研究生活30年のPhDなので、かなり明確なビジョンがある印象です。扱う細胞も違うしマウス主体なんで、まぁどこまで通用するかは未知数ですが、いまやってる研究が論文になってパブリッシュされれば、次の2年は正直割となんでもいいやと思っています(相手にもそう言ってしまいましたw)。入るならなるべく早く連絡ちょうだいと言われたので、他のラボを伺う時間もなさそうですが、まぁ入ってしまおうかなと。

ていうか、今日映画館で映画見たあと、映画館の前で泣いてる女性がいて、ライター持ってない?って聞かれて、持ってないって言ったら、「そっか。私が泣いてたって誰にも言わないでね!」「お、おう・・・笑」っていうやり取りがあって、安いB級映画みたいでしたが、映画のように振る舞えず申し訳ありません。

 

Mangiare

先週末、自転車でお出かけしようと思ったら、後輪がパンクしているのを発見しました。でも空気入れたら普通に膨らんだので、まぁなんとか持つかということでダウンタウンまで行って帰ってきたのですが、帰り道にフラットになってしまったので、あえなく押しながら歩いて帰りました。近くにあるREIというスポーツショップがe-bikeも含めて自転車修理をやっていたので、昨日そこに持っていって直してもらいました。もっと近くに自転車屋さんがあるのですが、そこはe-bikeは受け付けていないと知っていたので、タイヤを外して持っていこうかとも思っていて、先週、暇を見つけてはebikeのタイヤの外し方をyoutubeで見ていたのですが、そこまでやらずに済みました(実を言うと、ゴムチューブをバケツの水に入れて、気泡で穴を見つけるのあるじゃないですか。あれをやってみたかったというだけなんですけど)。結局、針の穴ぐらいの非常に小さい傷が見つかったみたいで、中のチューブは全然傷ついていないということでした。めでたし。

 

ていうか高市さんの国会答弁ヤバすぎないですか????

「文春の音声は確認しましたか?」

「昨日はずっと国会対策してて忙しくて〜〜、終わったのが夜中の3時で〜〜〜、それで記事を見てみようと思ったけど有料会員制で〜、会員になりたくないから確認できてません〜〜」

で、その後、休憩中に、野党議員が文春に許可をとって音声データだけダウンロードして、高市さんサイドに渡したそうです。で、休憩後、

「音声は確認しましたか?」

「有料会員の記事からとったものなので〜、あんまり勝手に聞いちゃまずいかなぁと思って〜〜、文字起こしだけしてもらいました〜〜〜」

いや。

いやいやいや。

 

少年院ですか???

 

森友問題のときの安倍ちゃんは、言うなれば、チェックメイトになっているのに牛歩作戦を使って延々と時間稼ぎしている感じでしたが、もう高市さんの場合は、チェックメイトですよと言われてるのに、突然ポケットから持ち駒取り出して、チェス盤に飛車置いて悦に浸っているような感じです。

本当に面白いのでずっとやっててください。

 

先日、週一のPIと面談において、来年についてのお話がありました。簡単にいうとラボが金欠のため、来年以降は雇えないということなのですが、ポスドクってだいたい3年ぐらいということもあり、次のプランを考えましょうみたいな話になりました。ロチェスターの免疫系にもいくつか若手の教員がポスドクを募集していたりするので、そこらへんを希望するのは全然アリだと思いますが、基本マウス研究中心なところがちょっとどうかなと思っています(マウス中心の研究をしたことがなく、いまだにcre-loxとか、わかったフリをして話を聞いています)。ロチェスターって、家賃安いし、映画上映環境最高だし、田舎だけど人はそんなに「田舎もん」でもないし、ニューヨークにもすぐ行けるし、いつまででもいれちゃうんですよねぇ(そういう意味じゃ仙台/盛岡に似てますね)。

 

いま読んでる本が面白いです。3月末にニューヨークで買った本なのでもう2ヶ月も経っていますが。『A Woman I Know』という、映画監督が書いたルポタージュです。簡単にあらましを書くと、著者の映画監督がJerrie Cobbという60年代にNASAの宇宙飛行士のテストに史上初めて合格した女性の映画化をしようと、本人にも会って取材を進めるのですが、そのうちに、実はJune Cobbという似た名前の女性がCIAのスパイとして記録されている事実に遭遇します。しかもさらに調べていくと、非常に似通ったプロフィールの女性がCIAの文書に複数出てきて、コンゴやキューバなどで大統領暗殺などの作戦に関わっていたということがわかってきます。そしてこれらの女性の文書記録が一度も重ならないーつまり、Aさんの記録がある時期はBさんの記録がなく、AさんもBさんも消息不明のときはCさんが動いていて、という具合です。クライマックスは、どうやらこの女性がJFKの暗殺にも関わっていたという話になっていくところです。本は500ページ近くあって、文書記録の解読の間に、80歳を超えるJerrie cobbさんと著者のエピソードが語られていきます。このエピソードの部分が面白くてゾクゾクします。