Smoky life in Rochester

Rochester大学にポスドク留学中の日記。膠原病専門。

自転車

先週末にアパートの居住者から自転車を買いました。ボルドー色の大きめママチャリ(カゴなし、7段階ギア)で、ヘルメットや雨除け、キーも含めて500ドルで売ってくれました。それがお得なのかどうかはよくわかりませんが。買った日は結構暖かったので、30分ぐらいの距離のスーパーまで自転車に乗って行きました。往復バスではできなかった、「帰りに寄り道」をして、文房具屋でボールペンなどを購入しました。とはいえ、どこへ行くにもなかなかの距離なので、自転車を入手したからフットワークが軽くなるかというとちょっと微妙かも。大腿四頭筋を鍛えればもう少し楽になるかしら。。

 

今日は複数のラボでやってるプロジェクトの月一のミーティングでした。前から書いているように、マウスの細胞培養がなかなかうまくいかず、先週教えてくれている先生と一緒に細胞を取り出して培養してみたのですが、それでもうまく行かず、、、。 「今日は大してアップデートがありません」と言ったら、別ラボのPIがなんか色々文句を言ってきたので、ミュートにしてひたすら舌打ちしてました。

先週は、助教の先生から他大の研究者が書いたRコードとファイルを見せられて、ちょっと良い感じのエクセルにまとめられないかと言われ、「いや私インフォマティシャンじゃないから無理だよ。What do you want from meだよ!」と言ったのですが、そしたらインフォマティシャンとのミーティングで説明させられて、元々関わってないプロジェクトなので完全にグダグダになり、「いやそもそもよく知らないんだけど、とにかくこのコードだけじゃデータ出せないよね!?ね!?」とZoomでもわかるぐらい顔を真っ赤にして逆ギレしました。インフォマティシャンからは、いつでも協力しますよと言ってもらえたものの、なんかこのまま放り投げるのもしゃくなので、週末に「ぐぬぬぬ・・・」と歯軋りしながらgithubと睨めっこして、ようやく大事なところのコードを把握し、ごちゃごちゃやっていたら何とか目的のデータを成形することができました。やっぱり集中力がないときに何度コードを見ても何も頭に入らないことがよくわかりました。

最後のデータ成形の部分は、かなり自己流のコードで無理やりつくった感じで、絶対もっと簡単な方法があるんだろうなと思いながら遅くまでラボでやっていました。プログラミングあるあるなのか、自分の性格なのかよくわからないんですが、「一番効率の良い方法でやる」ということが苦手で、むしろ「手持ちのツールでたどり着けそうなら、それで無理やり行く」というのをやりがちです。プログラミングに限らず、地図を見れば一番近いルートがわかる場合でも、あえて地図を見ずに、自分の記憶をもとに「ここのお店はさっき通ったところだから、ここを右に行けばさっきの道に出て、あとは直進や!」というアナログな方法で行こうとするんですよね。場合の数とかも数え上げるタイプです。イノベーションから最も遠い思考回路だという自覚があります。

それにしても、そろそろ、すぐ機嫌が悪くなるやつだということがバレてきたかもしれないので、一度キレると根に持つタイプだということはバレないように、今週の残り半分はニコニコしながら過ごそうと思います笑

ソーセージと、マッシュポテトとイタリアン・ペッパーを炒めたら美味しかったです



 

本日の一節

エンドロールは流れない 時はもう何も癒さない

繰り返しのシーン 瞳の裏はりついたスクリーン

Would have no end credits

Would waste our time healing nothing

The same scene repeats

Will never leave the screen stuck in my eyes

(milet作詞 『Inside you』)