Smoky life in Rochester

Rochester大学にポスドク留学中の日記。膠原病専門。

Eclipse

いま、2つのプロジェクトをやっていて、1つはマウスからとってきた細胞の培養→分化テスト、もう一つは患者サンプルのフローサイトメトリー。フローサイトメトリーは仙台でずっとやっていたので、手技自体は慣れているのですが、あんまり結果が芳しくなくてこのままお蔵入りにならないか心配しているところです。一方の細胞の分化試験については、すでに別ラボの先生が先行データを出していてそれを再現するだけなのですが、なぜか培養がうまくいかず、そこにたどり着けないという状態がかれこれ1ヶ月ぐらい続いています。先生に色々聞くたびに、This culture is not so difficultと言われ、たぶん励ましてくれてるんですが、きいいいいい!!となっています(笑)  ちなみに個人的に思ったのが、留学にあたっては英語で感情を表現する術を覚えておくといいかも、ということです。英語でキレ散らかすことが出来れば、内に溜め込まずにいられます。

まぁしかし、バイオ実験って本当に停滞期の停滞ぶりがやばいですよね。特に今みたいな、前任者ができていることが再現できない状態というのは、日本でも同僚が同じ状況に陥っていてなんと声をかけたら良いのか、という感じでした。どんどんと「自分が至らないから・・・」「自分には才能がないから・・・」と負のスパイラルにはまっていくのは、ハラスメント被害にあったときに陥るスパイラルにも似ていて、自己尊厳が毀損されかねない事態なのですが、なかなかうまくサポートするのも難しかったりして、ラボ運営の難しさなんだろうなと思います。

さて、再来週は皆既日食が北米を中心に観測されます。ロチェスターやナイアガラフォールズの地域がベストスポットとなっていて、全米中から人が押し寄せるのではないかと、当局はヒヤヒヤしているそうです。

 

本日の一節

バス停でおしゃべりしている学生 明日のことは考えてもちろんいるけど

切実さは比べようもないほど明るい あの人の胸にはすぐ飛び込めない

Students chit-chatting at the bus station 

Despite surely thinking about tomorrow

They are too bright to be so serious

They are too shy to run over and hold tight their lover

(TK作詞 Face)