Smoky life in Rochester

Rochester大学にポスドク留学中の日記。膠原病専門。

A dangerous method

今日はコラボプロジェクトのミーティングでした。培養器が壊れてて細胞が一向に培養できなかったやつです。細胞は培養できるようになっていたのですが、先週またできなくなり、別の培養器でやったら上手くいきました。どうも老朽化していて、オワコンなんじゃないかと思います。まぁこの培養過程はプロトコル全体の初めの一歩でして、培養、分化、固定、染色みたいなパートに分かれているのですが、もうこのパートで、いちいち、ことごとく、障害にぶち当たり、そのたびに4階上のラボのおじさんに聞いて、返答が来ての繰り返しです。しかも最近は返答もだんだん鈍くなり、染色を見てくれとメールしたのに返事なしのまま本日のミーティングを迎え、染色がどうも完全でない旨を話したところ、その研究室のボスに見せに来いと言われ見せに行きました(メールをしてたけど返答がなかったことは黙ってあげました!)。それだけでなく、やっぱり色々細かいところでのミスコミュニケーションがたくさんあり、

私「濃度はこれです」

おじさん「は?この濃度違うだろ」

私「え、この濃度でやれってあなた言いましたよ?」

おじさん「言ってないぞ。そんなわけないぞ」

私「いや言いましたよ!」

おじさん「わかった。とにかくこれからは、迷ったら俺に確認しろ」

私「一回確認で聞きましたよ!まぁいいや、原因がわかったのでハッピーです(白目)」

というやりとりが何度も発生しています。向こうは向こうで、いちいち歯向かってくるめんどいやつだと思っていそうですw

しかし、これ指導者目線で言いたいわけですが、新しいテクニックを若手に伝授する場合は、単に自分のやり方を一回見せてプロトコル渡すで終わりにせず、面倒くさくても一回は若手がやってるところを横で付き添って監視した方がいいと思います/