Smoky life in Rochester

Rochester大学にポスドク留学中の日記。膠原病専門。

A sky full of stars

出勤開始からちょうど4ヶ月が経過しました。英会話は3ヶ月で慣れる説、半年で慣れる説、1年で慣れる説、最後まで慣れない説がありますが、3-4ヶ月の間で一段慣れてきた印象があります。私の後ろの席のテクニシャンの人が、一度話し出すと(マジで)止まらない人で、途中から何を話してるのか一切わからなくなるということがざらにあったのですが、この前は最後まで聞き取れました。ただ、どうでもいい話すぎて、結局聞き取れてもリアクションは同じなのですが。会話の横滑りが激しいんですよね。近隣のレストランの話してたはずなのに、いつの間にか飼い犬の話になっており、さらに15年前の同僚の話になっていたり、、、(ちなみにこの人の話を遮れないままボスとの面談に遅れたことがありますw)とはいえ、面倒見の良い方で、何を質問しても全部案内してくれるので、本当に感謝しています!笑

今週はロチェスター大学内のポスドクの交流会がありました。小さなカンファ室で、ドーナツを食べながら好きに交流するという、個人的に一番苦手なやつですw 最初カンファ室に行く途中で、同じく部屋を探しているポスドクがいたので、一緒に行き、部屋でも2分ぐらい喋っていましたが、隣にいた人が知り合いだったらしく、そのままその二人が話し始め、一番コーナーに座っていた私はそのままぼっち化しました。他のエリアを見ても、みなさんそれぞれのペアをつくって和気あいあいとしゃべっており、入り込む余地はありません。こうなると、ああ早く帰りたいという衝動が高まり、トイレに行くふりをして帰るのが定石ですが、なぜかこの日は冷静さを保ったまま、「この時間は耐えどき」と自分に言い聞かせ、スマホをいじってやり過ごすような無駄な抵抗もせず、クリント・イーストウッドのような孤高の振る舞いを意識して、余裕のある笑顔でどこでもない宙を穏やかに見つめていました。10分ぐらいして、一人新しく部屋に入ってきた人がいました。壁際のドーナツとコーヒーを選んでいたので、すくっと立ち上がって近づき、Why don't you sit over there, if you like?と話しかけ、無事話すことができました。サウジアラビアから来てるポスドクの方で、サウジ代表のマンチーニ監督の話とかをしました。しばらくしてもう一人ポスドクの方がいらして、その後は3人で最後までしゃべって楽しい時間を過ごせました。最後に来たポスドクの方は、トルコ人の方ですが、wifeがアメリカ人とのことで、二人の馴れ初めを聞いたら、そのwifeの方がフードライターをして各地を飛び回っていた人で、トルコに来たときに出会ったらしいです。それこそクリント・イーストウッドの『マディソン郡の橋』みたいな話で、思わず"Oh, it's so romantic..."と遠い目でつぶやいたら笑ってくれました。

週末は隣町のバッファローに旅行します。

窓からの景色 夕暮れ時