こちらではボスが、毎週1時間程度の面談をセットしてくれています。教育の行き届いた環境って素敵だなと思いますw 先週が初回でした。まだ実験は始まっていないので、先行研究をいくつかスライドにまとめて、実験のアイデアをリストアップしたようなものなのですが、これを一緒に見ながら色々とコメントしてくれます。ちょろっとアイデアを口走っただけなのに、「あ、それあそこのラボでやってた気がする」と言ってその場でccつけてメールを送るなど、このへんのコネクションと言いますか、フットワークといいますか、凄いものがあります。おそらく留学した誰もが同じことを思って帰るのだと思うのですが、こうした身の軽さを帰国後も維持・実践するのにはまた一つハードルがあるのではないかと想像します。よくわかりませんが。
面談中に、ボスのかつてのメンターである、素敵な白髭をたくわえた長老先生が入ってきまして、（確か初日に会ったのですが）はじめましての挨拶をしました。どこから来たのかと言われて、"Sendai"と答えたら、"Oh, someone found the virus.."とおっしゃっていたので、"That's right, you're the first one who knows it. "とお返ししたらちょっと和やかになりました。
東北大の講義で"Sendai virus"の仙台といえばみんなわかってくれると教わったのですが、今のところ知っていたのは長老先生のみです。
